中高生のための英語講座

大学受験で偏差値80まで伸ばした英語学習の経験をもとに、英語力の伸ばし方をシェアして行きます。

英単語暗記法の徹底解説

「中高生のための英語講座」のKEIです!

今日は今まで英単語の覚え方を教えてほしいという声が数多くあったので、世の中に存在する暗記法のメリット、デメリットも含めて徹底的に解説していこうと思います!

覚え方の種類とメリット、デメリット

皆さんは英単語を覚えようとする時、どのようにして覚えるのでしょうか?英単語の覚え方は無数にあるものではないので、大まかに以下のパターンに収まるかと思います。それぞれ僕の考えるメリットやデメリットなどについて紹介していきます。

1.書くf:id:chukoueigo:20180926141916j:plain

ほとんどの英語学習者はこの道を通っているでしょう。僕も最初の頃は学校の先生に言われるがまま、単語を書いて覚えていました。英語ができる人の中でも書く必要があるという方達と、書く必要はないという方達に分かれる勉強法のうちの一つです。

メリット:スペルをきっちり覚えられる。書くことで勉強の痕跡が残るので勉強した感が得られる。

デメリット:時間がかかる。時間が経つにつれ、意識が書くこと自体に集中してしまうと永遠に覚えられない。

オススメ度:★★☆☆☆

2.聞くf:id:chukoueigo:20180926142505j:plain

付属のCD等で音声を聞いたりして覚える方法です。厳密には聞きながら音声に合わせて書いたり、声に出したり、と他の方法と組み合わせているかと思います。後述しますが、英語を勉強し始めたばかりの初心者の方はCDのついている単語帳を使い音声を聞きながら英単語を覚えて言ったほうが無難です。

メリット:正確な音声で頭にインプットできる。正しい音声で覚えるため、リスニングに少し効果がある。誤った勉強を行いにくい。

デメリット:音声の速度によっては時間がかかってしまう。音声のタイプによって勉強がしにくくなってしまう。

オススメ度:★★★★☆

3.声に出すf:id:chukoueigo:20180926142658j:plain

単語を実際に発音しながら書く、あるいは目でみると言った勉強のやり方になると思います。画像のように英語版siriに発音してみて、通じるかチェックするのもいいと思います。

メリット:もはやメリットしかないです。言語の学習をしていく上で発音は避けられないですし、単語ひとつひとつの発音を正確にできるようにしておくことで、今後のすべての英語学習に必ず役に立ちます。

デメリット:特になし。静かな場所でできないことが唯一のデメリットですが、声の大きさを調節したり、声の出せる環境で勉強するようにしてください。

オススメ度:★★★★★

では次に、これらを踏まえて僕が実際に行っている、オススメの暗記法をお教えします。

オススメ暗記法

見て、声に出す

それだけです!やり方を細かく説明していきます。

STEP1

単語を見て、発音記号を確認し、正確にゆっくりでいいので声に出す

STEP2

意味を確認し、それをイメージする。

(例)environmentと聞いて、「環境」という意味を見たら「自分の周りを取り囲むようなもの」を想像する

STEP3

STEP2でできたイメージと発音を結びつける。具体的にはイメージしながら発音する感じです。

やり方はこれだけです。コツは日本語の意味を見てその時に思い浮かんだイメージをそのまま英語に結びつける感じです。難しい日本語は自分で意味を噛み砕いてイメージしやすくするか、あるいは例文を見てその使われ方のままイメージするのがいいと思います。

スペルに関して

ここまでの説明を聞いて、「スペルはどうするの…?」と思われる方がいるかもしれませんが、書き取りテスト等の場合は上記のやり方で覚えた後にスペルを数回書いたりして覚えやすいように覚えてください。

大事なのは意味を覚える作業とスペルを覚える作業を同時にしないことです。意味を覚える作業とスペルを覚える作業を分けることで、意味もスペルも覚えやすくなります。

その上、基本的な単語以外(writingなどで使わない英単語)はスペルを覚えなくてもよくなってくるので、それは自分のおかれている環境に合わせて書く作業も加えるべきかどうか判断してください。

英単語を学習する上での大前提

発音記号を覚えてください。絶対です。

理想は単語の勉強を始める前に発音を完璧にすることですが、それは無理ですので英語の勉強をしながら日々発音向上に努めてください。僕が行った発音向上の仕方については後日記事にしますので参考にしてください。

間違っても、orangeを「オランゲ」みたいな覚え方をしないでください。あとで本当に後悔します。

もしもそのような覚え方、あるいはそこまでではないにしろ間違った発音で覚えてきてしまった方は過去の単語帳に戻って発音だけ覚え直しましょう。そんなに時間はかからないので、必ず発音を正しく覚えてください。

※僕自身が中学3年生の時まで実際にそうでした。幸いにもそんなに単語を覚えていなかったので、そこから覚えて言った単語は正しい発音で覚え、それ以前に覚えた単語は出てくるたびに発音を調べ直して丁寧に発音矯正していきました。

ここまで書いたことを読んでくださっていれば先ほど初心者の方が音声を聞きながら勉強したほうが無難である理由がわかるかと思います。発音をマスターした後に関しては発音記号自体が正確に発音を表してくれているため、発音がわかりにくい単語のみ音声を聞くなど調節できるようになるため、音声を必ずしも聞く必要がなくなるのです。

最後に

覚え方についてここまで説明してきましたが、人それぞれ合う合わないがあるので、結局は覚えやすいように覚えるのが一番だと思います。

英単語学習で最も大切なことは発音と意味を結びつけることです。そこの本質的な部分を変えなければ、そこに書く作業を加えてもいいですし、音声を聞かずに暗記していくのも良いと思います。

具体的な単語帳の進め方については、その単語帳自体や単語をいつまでに覚えたいかによって左右されてくることなので、今後オススメの単語帳などについての記事を書いた際に解説させていただきます。

以上、英単語暗記法の徹底解説でした!質問等があればコメント欄やTwitter等でコメントください!

はじめに

初めまして、KEIです!

「中高生のための英語講座」と題して自分自身の英語学習の経験をもとに英語の勉強方法やオススメの参考書、問題の解き方などを主に中高生や英語初心者の方などに向けてたくさんシェアしていきたいと思います。 記事にしてほしいことなどがありましたら、お気軽にコメント下さい。

「そもそもこの人どのくらいの英語力なの?」と思われる方が多いと思うので、英語力の指標となりそうなものをいくつかあげさせていただきます。

  • 英検一級

  • IELTS OA6.5

  • 河合塾の記述模試で偏差値80(全国 200位)

これらはすべて僕が高校3年生の時に達成したものです。先に言っておきますが

帰国子女ではありません!!

じゃあ才能があったのか?残念ながらありません…。むしろ高校1年生までは偏差値50程度の英語が苦手な学生でした。

しかしそこから、自分なりになぜ英語ができないのか、どうしたら伸びるのかを試行錯誤し考え続けた結果高校2年生の頃からぐんぐんと成績が伸びていき、上記の記録を達成するまでになったのです。

だからこそこれは僕だけではなく、このブログを読んでくださっている方々全員が成し遂げられることだと僕は考えています。

英語が得意になることは入試の合格を勝ち取ることに直結します。実際僕は早慶の看板学部と呼ばれる学部にも、英語のおかげで合格しています。

英語は言語です、正しいやり方できちんと勉強すれば必ず伸びます。

目的はなんでもいいです。志望校合格のため、英語を話せるようになるため、仕事で必要になったから、どんな目標でも基礎となる部分においてやることは同じです。

一緒に英語力を伸ばしていきませんか?